高次脳機能障害の悩みを解決 ~遂行機能障害とは~

高次脳機能障害

はいどうもこんにちはシキです!

今回は高次脳機能障害による遂行機能障害について、私の経験も交えて記事にしていきます。

本記事を最後まで読むと、遂行機能障害とはどんなものなのか、遂行機能障害になると日常生活にどのような影響を及ぼすか、及ぼす影響の対策が分かります。

・遂行機能障害になったら

まずはじめに、、

遂行機能障害とは何なのでしょうか?

遂行機能障害とは、「目標を設定して、その目標に対して過程・方法を計画し、効果・効率的に行動すること」が出来なくなる高次脳機能障害の1つの障害です。

遂行機能障害になると、脳の損傷により以下のことが苦手になります。

・自身で物事の優先順位がつけられなくなる

・物事を順序だてて行うことがむずかしくなる

・仕事や家事の段取りが悪くなる

・1つの行動ならできても、2つ以上の行動が同時にできない

具体例として

・洗濯をしながら料理をするなど1つずつならできるけれど2つ同時にはできない

・スマートフォンやパソコンの操作方法がわからない

・買い物で複数の商品を比較して買えない

このように、いきあたりばったりな無計画の行動になり、指示されないとどうすればいいのか分からなくなってしまい立ちつくしてしまうようになります。

仕事においても生活においても作業が非効率になります。

・遂行機能障害の課題

遂行機能障害は主に前頭葉の損傷によりおこります。

前頭葉を障害されることによる障害、症状、日常生活への影響を紹介していきます。

・考えや行動が受け身になってしまう

これは実際に遂行機能障害をもつ私自身が感じていることで 、誰かから「今からどの作業をこうやってね」と方法の指示がなければどうすればいいかを自身で考えることができなくなります。

そのため、作業方法の指示がないと見当違いなことをしてしまい、指示がなければ正しく作業できなくなります。

・自身で行動を始められない

これは実際に遂行機能障害をもつ私自身が感じていることで、仕事で自身の水準に合った適切な目標をたてることができなくなります。

たとえ、目標をたててもらっても、どうやってその目標を達成していくかという課題を考えることができなくなります。

ですから、目標達成のための課題も行き当たりばったりなものとなり、他者からは活動力にかけ無関心に見られます。

・客観的に自身を見ることができない

これは実際に遂行機能障害をもつ私自身が感じていることで、自身の行動・言動により他者がこう思うだろうという客観的な見方ができなくなります。

そして、場の状況に応じた臨機応変な対処・対応ができなくなります。そのため同様の失敗を仕事においても繰り返します。

・衝動だけで行動をしてしまう

これは実際に遂行機能障害をもつ私自身が感じていることで 、自身の衝動的にこうしたいという思いだけで行動してしまいます。

行動のゴールがわかっていないのに、衝動で動き行動を開始してしまいます。

衝動的で行動に筋が通っていないので、他者の思惑とはかけ離れた行動をします。

衝動的な行動で周りに迷惑をかけたり、仕事でも必要とされるものとは全く違うものを作り上げてしまいます。

・複数の作業を同時に行えない

これは実際に遂行機能障害をもつ私自身が感じていることで、作業を効率よくやろうとして同時に2つ以上の課題を進めると片方の課題が疎かになります。

結局両方の課題が中途半端になってしまいます。

また、複数の課題を同時に行うと注意を払えないのでミスも増加します。

・5つの課題の対策

前述した遂行機能障害がもたらす5つの課題の対策を考えていきましょう。

・考えや行動が受け身になってしまう

受け身になってしまうという課題です。

これは作業の事前に方法を作業の熟達者から教えてもらい、メモしておくことで、作業を開始する際に受け身にならず作業に対して主体的に行動することができるようになります。

また、事前に質問しておくことで見当違いなことをしたり、やることが分からなくなり立ち尽くすことをも自身で防ぐことができます。

・自身で行動を始められない

自身で行動を始められないという課題です。

これは、自身で目標をたてて課題を都度設定しながら、自身で課題解決方法を組み立てながら目標達成にたどり着けないということです。

この課題を解決するために、目標を立てる事前に上司や上長に相談し、自身の現在の水準に合った目標を一緒に立ててもらうことで課題を解決し、目標を達成することができます。

達成までの細かい課題を都度相談しながら、周囲の協力も得ながら行うと達成することができます。

・客観的に自身を見ることができない

客観的に自身を見ることが出来ないという課題です。

これは、状況の変化に対応できず人の感情の状態や場の雰囲気を読み取れなくなるということです。

また作業方法の変化にも対応できなくなります。

第三者目線で、人の感情の状態や場の状況・雰囲気を読み取ることが出来なくなるということです。

この課題を解決するために、先に他者と分かり合うまでミーティングしてから言葉を発したり、行動を始める必要があります。

場の状況や雰囲気も読み取ることできないので、事前のミーティングを充実させることで、できる限り場の状況に応じた行動・言動をとれるようにします。

・衝動だけで行動をしてしまう

衝動だけで行動してしまうという課題ですが、これは計画的に行動ができないということです。

周囲の刺激などから注意が逸れることにより、作業のゴール地点を見失うことや自身の感情のコントロールをできなくなることが大きく影響します。

この課題を解決するために、作業を周囲からの刺激の極力少ない場所で行うことをおすすめします。

自身の感情をコントロールできないことが影響することを防ぐために、作業のゴール地点を書いた紙を近くに貼っておくと良いです。

周囲からの刺激により、自身の感情のコントロールを失い集中が逸れることがあっても、ゴール地点を見失わないように事前に準備しておくことをおすすめします。

・複数の作業を同時に行えない

複数の作業を同時に行えないという課題ですが、これは2つ以上の作業を同時に行うことができないという課題です。

作業を2つ以上達成する必要がある状況に置かれた場合、同時に効率よく達成しようとはせずに作業を1つずつ確実にこなしましょう。

1つずつ確実に達成することにより、作業を同時に行うことにより発生するであろうミスを最小限に防ぐことができます。

・まとめ

今回は、高次脳機能障害の遂行機能障害について記事にしました。

遂行機能障害とはどんなものなのか、遂行機能障害になると日常生活にどのような影響を及ぼすか、及ぼす影響への対策を理解いただけましたか?

おすすめの遂行機能障害に関する書籍を下に載せています。

次回は高次脳機能障害社会的行動障害について記事を書いていきます。

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